素敵ばらまく君は

この胸 押し寄せる愛を 感じたなら

ジャニーズとわたし

 

 

 わたしがジャニーズに出会ったのはいつかというと、正確には生まれる前だったようです。ママさんはゆるゆるお茶の間ジャニヲタだったので、おジャニさん*1が出演するテレビを観て、発売されたCDを聴いていました。物心がついたころには一緒に番組を観ていたし、意味はわからないながらもお歌を口ずさんでいたみたい。ママさんは絵本の読み聞かせとともに、たくさん彼らのお話をしてくれました。だから年齢の割に古くて、少年隊やマッチさんから、解散したグループのことまで知っているような子どもでした。

 

 そんなわたしが初めて自分の意思で追いかけはじめたのは、2004年~2005年にかけての冬だと記憶しています。KAT-TUNを認識し、仁亀ちゃんに目を奪われた。何がきっかけだったのかはもうあやふやだけれど、あのころの心躍るような気持ちは今でも鮮やかで。恋なんてかわいいものではなかったにしろ、初恋のように甘酸っぱくてちょっと気恥ずかしい。ごくせんへの出演が決まり、その放送が大きな後押しとなって、わたしは彼らを応援するようになりました。ごく(せん)出は永遠の新規*2、という言葉が生まれるくらい、爆発的な人気を誇った。

 その後も快進撃は続きました。グラチャンの応援サポーターに就任し、コートで歌いあげる彼らを毎日のように観ていた。新聞にも大きな広告が載っていて、それを大事にながめていた。亀梨くんがドラマに主演するということが発表され、毎週土曜日が楽しみでしかたなくて、文字どおりTVにかじりつくようにして観ていた。君はグループよりも先にデビューすることになり、山下くんとともに役名で発売したCDはたった2か月でミリオンを達成しました。*3

 あのとき、夢に向かう階段を何段飛ばしもして駆けのぼっていく姿がキラキラまぶしくて、ただただ誇らしかった。君はジャニーズJr.とは思えないほど、世間の知名度が高くて。学校でもご近所でも話題にのぼっていて、わたしが好きだというと共感してくれたし、わたしも好き!っていう子がたくさんいたし、ごくせんのときの竜派?隼人派?、野ブタのときの修二派?彰派?という会話は鉄板でした。懐かしいなー。

 

 わたしの家には当時インターネットがなく、録画もVHSだったので、お友だちの家で動画をみせてもらったり、リアルタイムでTV番組を目に焼きつけたりしていました。お金もなかったので、新聞に載る広告や、もらった雑誌の切り抜きをながめていました。一度だけ、持ち金をはたいて雑誌を買おうとはしたものの、どれが良いのかわからなくて、KAT-TUNが載ってる雑誌を買ってきてほしい、とお友だちにお願いしたこともありました。

 青春アミーゴを買うお金もなくて、でもそれをママさんにねだるのは違うと思って、CDを借りてきて試行錯誤しながらMDに焼いては、何度も何度も繰り返し聴きました。青春アミーゴはもちろん、山Pのカラフルも亀ちゃんの絆も*4 だいすきで。たくさん口ずさんだし、カラオケでも歌いました。わたしの大切な青春の1ページを彩ってくれた。

 

 そんな2005年からはや10年。

もうそんなに時間がたってしまったなんて…。わたしも年をとるわけです。きのう11月1日は修二くんのお誕生日で、きょう11月2日は青春アミーゴの発売日でした。この10年を振り返ると、いろいろなことがありました。東京ドーム公演をへて、たくさんの史上初と大きな期待を背負って彼らは華々しくデビューを飾り、君は舞台の座長をつとめたり、ドラマに主演したり、その主題歌を歌ったりしていましたね。あのころ無敵だと思っていた6人の形も、度重なる変遷とともに、現在は4人に落ち着きました。 

 

 わたしはといえば、ほかに夢中になることができたり*5、ほかに心を奪われる存在ができたりして*6、その変遷を遠くから静かに見守っていました。結局一度も会うことはなく、ファンクラブに入ることもなく、ただ応援していただけでしたが、それでもやっぱり好きだった。わたしは亀梨担でした。と胸をはって言えるのかどうかわからないくらい、低燃費でお茶の間のお茶の間みたいなファンだったけれど。

 今年はクリエや少クラで青春アミーゴを披露してくれるJr.くんがいて、なおさら感慨深かったのです。いつ聴いても、誰が歌っていても、どこか切ないあの感じに心が揺れ動くのは変わらないんだね…!ちょうどきのう、何年かぶりに青春アミーゴを聴きました。焼いたMDが壊れてしまってからはじめて。山Pのアルバムに収録されているものでした。イントロのテンションの上がりっぷり、亀梨くんと山下くんの若くてカッコつけた声、浮かぶ振付やパフォーマンス、、やっぱり、好きで好きだった。

 

 なれそめがあいまいで、担当の概念をはっきりともっていなかったから、今こんなにふらふらとみんなを愛でているのかも。またJr.沼に迷いこんだのも、わたしのルーツがJr.担だからなのかもしれない、とふと思いました。山Pのアルバムを聴いたのは平野くんがカバーしたからで、亀梨くんの絆が聴きたくなったのも、平野くんと永瀬くんが絆を歌っているのを観たからで。

 

  あのころはできなかったこと。

今はHDDを駆使して心おきなく何度も同じ番組を観ることができるし、WSやCMの捕獲に勤しんでいるし、お金のあるかぎりではあるけれど、雑誌も写真集もカレンダーも、パンフレットもグッズも、CDもDVDも買えるし、なによりネットで最新の情報を得られるし、それで地方の壁も少しは越えられるようになりました。現場に足を運ぶようになりました。10年ですごい進歩を遂げて、わたしもイチお茶の間ファンからジャニヲタへと成長したような気がします(笑)

 がしかし、情報を得られるからこそ、デマに惑わされたり、ほかのひとの意見に左右されたり、ネタバレに遭遇してしまったり、といった弊害もあります。また、全ステされていたり、雑誌をすべて購入されていたり、秒数違いやパターン別でCMを捕獲されていたり、WSをくまなく録画していたり、といった熱量の高いひとを見かけることが多くなり、身の振り方を考えさせられることもあります。こんな応援でいいのかな?って。

 

 それでも、10年前の、ただただ好き!とか応援したい!とかっていう気持ちだけで彼らをまっすぐに見つめていたわたしを忘れずに、これからもゆるゆると追いかけられますように。10年後も変わらずジャニヲタで、このブログをみていたらおもしろいなー。そのときわたしは、誰を応援しているのかな…?

 

 

*1:ジャニーズ事務所所属のタレントさんのことです。

*2:もう立派な10年選手なのに、面白いですよね!

*3:修二と彰青春アミーゴは累計売上162万枚ですって…!

*4:カップリングとして収録されている2曲です。

*5:部活動にすべてを捧げていました。

*6:今は相葉くん(嵐さん)中心に少クラ組・Jr.界隈をふらふらしています。